Uncategorized 7 7月 2023 鎮静大腸カメラ 鎮静大腸カメラとは鎮静剤及び鎮痛剤を使用し、眠っている間に大腸検査を行うことです。大腸カメラのつらい点は2点あります。1点目は下剤を内服し、腸管の中を空っぽにする前処置です。1リッターから2リッターの下剤を検査当日、午前中に飲まなければなりません。味が改善されたとは言え決しておいしいものでは無く、非… 続きを読む
Uncategorized 31 5月 2023 機能性ディスペプシア 腹部膨満感、食欲不振、食後のもたれ感、みぞおちのあたりの痛み、胸焼け、吐き気、げっぷなど、非常に多くの症状があり、時には生活の質を大きく低下させます。それらの症状で受診される患者さんの40~50%は機能性ディスペプシアと言われています。胃カメラ等の検査で特に異常がないのがこの疾患の大きな特徴です。原… 続きを読む
Uncategorized 2 5月 2023 高尿酸血症 高尿酸血症とは血液中の尿酸値が7.0mg/dLを越える状態をいいます。「痛風」の原因となりますが、文字通り、風が吹いても痛くなる状態で、特に足指の付け根に激痛が走ります。人によれば、足の指が骨折したのと間違えるぐらいの痛さだそうです。また腎障害・尿路結石も来たし、最近、心筋梗塞等の心血管疾患と関連… 続きを読む
Uncategorized 31 3月 2023 脂質異常症 LDLコレステロールやトリグリセライド(中性脂肪)が高値であれば、脂質異常症といいます。特にLDLコレステロールの高値は単独でも強力に動脈硬化を進行させるため、メタボリックシンドロームの有無に関係なく、注意する必要があります。LDLコレステロールの高値の原因として、食事中の飽和脂肪酸の取り過ぎが原因… 続きを読む
Uncategorized 1 3月 2023 2型糖尿病 糖尿病は1型と2型に分類されます。2型糖尿病は、膵臓にあるランゲルハンス島のβ細胞より分泌されるインスリンの分泌低下や作用不足により起こります。日本人の糖尿病の大半がこの2型糖尿病であり、近年患者数が増加しています。遺伝的要素や肥満、運動不足といった環境要素が加わって発症します。最初は無症状ですが、… 続きを読む
Uncategorized 31 1月 2023 高血圧症 診療所や病院などで測定した血圧値が、収縮期血圧140mmHg以上または拡張期血圧90mmHg以上(140/90mmHg以上)の状態をいいます。 自宅で測定する血圧では、135mmHg以上または85mmHg以上(135/85mmHg以上)が高血圧とされています。二次性高血圧症と本態性高血圧症に分け… 続きを読む
Uncategorized 6 1月 2023 動脈硬化症 動脈硬化症は虚血性心疾患や脳血管障害を引き起こし、先進国では主要な死因となっています。動脈硬化とは血管のいわゆる老化のことであり、この動脈硬化を引き起こす原因、つまり血管の老化を促進させる原因として、「高血圧」、「高脂血症」、「糖尿病」、「肥満」、「喫煙」などが知られています。これらの原因が一つでも… 続きを読む
Uncategorized 2 12月 2022 過敏性腸症候群 6ヶ月前より、1ヶ月で3回以上の腹痛があり、3ヶ月間持続し、排便と関連する疾患です。排便の回数が変化し、便の性状の変化を伴って症状が始まります。つまり腹痛があり頻回の下痢の場合や便秘の場合また、両方を繰り返す場合、この疾患が考えられます。また大腸の腫瘍や炎症等の病気が無いことが前提となります。よくあ… 続きを読む
Uncategorized 1 11月 2022 逆流性食道炎 「逆流性食道炎」 胸やけ、呑酸、胃もたれ、喉や食道のものが使える感じ、胸痛、喉のひりひり感、げっぷ等の症状が逆流性食道炎でよくみられます。特に起床時にそれらの症状が強ければ、より一層可能性が高くなります。胃の内容物、特に胃酸が食道に逆流することが原因とされていますが、老化により食道と胃のつなぎ目の筋… 続きを読む
Uncategorized 1 10月 2022 ピロリ菌 ピロリ菌とはヘリコバクター・ピロリが正式名であり、胃に生息する菌です。いまから40年程前にオーストラリアのウォレンとマーシャルにより報告されました。彼らは後に、ノーベル賞を受賞し、今日世界中に周知されています。ピロリ菌はらせん状で鞭毛を持ち、胃の粘液中に生息しています。経口感染は明らかなのですが、… 続きを読む