食物アレルギー

 消化管アレルギーとも言い、食物又はそれに含まれる成分によって惹起される過敏症状です。食物を摂取して2時間以内、特に30分以内になんらかの症状が出現しはじめます。消化器症状(嘔吐・下痢)、皮膚症状(蕁麻疹・紅斑)、呼吸器症状(喘息・咳)、神経症状(頭痛・痙攣)が現れる可能性があり、全身症状(アナフィラキシー)へ至る場合も少なくありません。どのような食物にアレルギー反応があるか、血液検査でわかります。 食物アレルギーには、治療薬はありませんが、反応の強くでた食物はできるだけ摂取しないような食生活に心がけます。心配な方は当院にご相談下さい。