「慢性腎臓病(CKD)」

年齢によっても基準値は異なりますが、3か月以上eGFR60未満が続く場合を慢性腎臓病と定義されています。またタンパク尿も続きます。徐々に腎機能が低下し、慢性腎不全に陥り尿毒症を来たし、透析治療や腎移植が必要となります。原因としては「糖尿病」や「高血圧」が最も大きく関係し、肥満、メタボリックシンドローム、脂質異常症、高尿酸血症も影響します。 つまり、食べ過ぎや運動不足といった長年の生活習慣が原因になることが多いです。 さらに加齢と喫煙も影響します。予防するためには、肥満(特に内臓脂肪過多)を解消し、高血圧や高血糖、脂質異常などがある方は改善を試み、 適度な運動とバランスのよい食事、そして特に重要なのが減塩です。 また、適切な水分摂取や必要な薬以外は飲まない、使わないことも大切です。