「下痢症」
5月 12, 2026
下痢便や軟便を繰り返し、腹部不快感や腹痛を伴う状態です。正常場合、「ぜん動運動」という腸の運動により、腸の内容物を肛門側に送ります。内容物が腸を通過する際に、内容物に含まれる水分が体内に吸収され適度な水分を含む便になります。腸の「ぜん動運動」が過剰になった場合、腸の内容物が急速に通過するため水分の吸収が十分にできません。そのため、水分の多い糞便となり下痢便や軟便となります。また、腸から体内への水分吸収が不十分な時や、腸からの水分分泌が増えると、腸の中の水分が異常に多くなり下痢便や軟便になります。下痢症の原因は、ウイルスや細菌などによる感染症、暴飲暴食による食事との関係、緊張や不安などのストレス、薬の副作用、潰瘍性大腸炎などの消化管疾患、また甲状腺機能亢進症などがあります。頻繁に下痢がある場合は消化器内科の受診をお勧めします。
