「ビタミンD」

ビタミンDは、健康な心臓や血管、正常な血圧を保つために重要な栄養素です。また腸からのカルシウム吸収を助ける働きがあり、骨粗鬆症の予防に不可欠なビタミンです。日本人の約98%はビタミンDが不足・欠乏しており、骨の健康や免疫維持にリスクがります。日光に当たる機会の減少や魚の摂取量低下が原因で、特に若年層や女性に多く、効率的に改善するには、鮭・鯖などの魚類、干し椎茸の摂取や、適度な日光浴(日陰で15〜30分程度)が推奨されます。ビタミンD過剰摂取による健康障害も知られています。高カルシウム血症が起こり、血管壁や腎臓、心筋、肺などに多量のカルシウムが沈着し、そのため腎機能障害や食欲不振、嘔吐、神経の興奮性の亢進などの症状が現れます。血液検査で血中25(OH)D濃度を測定することで、過不足状態を正確に把握可能です。