病理検査について
病理検査は、病気の確定診断や原因の究明などを目的としており、がん等の手術を手がける病院では毎日たくさんの患者様に対して行われています。手術などの際に生体組織を採取し、標本を作製して染色し、顕微鏡を用いて細胞の異変などを調べるのです。これによって病気を確定診断することが出来るので、非常に重要な役割を担っています。つまり病理検査において、病変の良悪の診断を下す病理医は裁判所の裁判官的な存在なのです。
病理診断を行えます
一般的なクリニックや小規模病院の場合、専門の病理医や臨床検査技師がいないため、院内では組織の採取にとどめ、標本の作成や病理診断は外注することが多いと言われています。比較的に大きな病院であっても、十分な病理医を確保できていない施設も少なくありません。しかし、当院では病理診断の体制を整えているので、内視鏡検査で見つかった疑わしい組織の採取(生検)だけでなく、顕微鏡で詳細を調べて病理診断しますので、通常のクリニックより早く結果をお伝えすることができます。また他院で病理検査を受け、納得のできない場合、スライドを持参していただければ、セカンドオピニオンとして対応させていただけます。
このようなときに病理診断を検討します
- 胃カメラ検査で食道や胃の粘膜の異常が確認された
- 大腸カメラ検査で粘膜の病変が見つかった
- 大腸がん検診で悪性腫瘍を疑う結果が得られた
- 胃がんなどの治療方針を決める必要がある
- 食道がんなどの転移の有無を確認することになった
- 手術の際に切除する部位を確定したい
- 病変の進行度を把握したい など
〒520-2362 滋賀県野洲市市三宅2373
077-514-8611
- 院長
- 岡田 勝治
- 診療内容
- 一般内科・消化器内科・病理診断科
- アクセス
- JR 琵琶湖線 野洲駅より徒歩11分